大隅鹿屋病院 看護部

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大隅鹿屋病院看護部 ナースの日誌


掲載日付:2026.01.09

【多重課題に対応するシミュレーション研修】12月に実施

 この4月に入職した1年目の看護師たちを対象にしたラダー研修がありました。
内容は、シミュレーション研修でした。広い会場で病室を再現したり、患者役がいたりと臨場感のある雰囲気でした。
入職後9ヶ月が経過し、業務にも慣れてきて、任される仕事も増え、嬉しさ半分、業務量と責任の荷が重く大変な気持ちもあり、複雑な思いで日常を過ごしている時期になります。

 今回のシミュレーション研修では、多重課題の中でも、優先順位をふまえながら患者対応ができることが望まれるシチュエーションでした。

まずは、指導者から4人部屋の患者紹介や物品・備品の説明がありました。
患者役は、師長さんや副主任さんや先輩たちです。違う意味での緊張感を与えているかと思いきや、そこに関しては平気なようで、それぞれの役者観察を楽しんでいるようでした。

実際にシミュレーションを行う対象者が決まり、いざ実践です。
開始直後は、心臓の鼓動が周囲にも聞こえそうなぐらい緊張していましたが、徐々に落ち着いて対応できていました。

実践後は、みんなで振り返りを行い、良かった点や改善点をあげていきます。
直接、ホワートボードに記載したり、グループ内で話し合い、意見をまとめたり・・・。

グループメンバー全員で話し合い、多くの意見がだされました。
素晴らしい!!

このグループは、重症化していく患者に何が起こったのか? 
関連図を用いて思考を整理しています。

各グループで話し合われた意見を、全員で共有し、さらに内容を深めていくための振り返りの時間を設けています。
この時間に、不足した情報を引き出したり、知識を提供したりしていきます。

こちらは、2人目の実践者です。
周りには、観察者が多数いて、多くの気づきをメモしています。このメモが振り返りの際に役に立ちます。
輸液ポンプのアラームが鳴りましたが難なく対応していきます。おぉ~

実践後は、先ほど同様に振り返りの時間です。
1回目の振り返りよりも内容が深まっていく様子が、この画像からも伝わりますね。 
なんと真剣な表情・・・

ここは、1回目の実践者がいるAグループです。
終了後なので、心なしか安堵の笑顔と余裕の表情が伺えます。

ここは、Bグループです。
先ほどの関連図を、さらに広げることができました。
今回十分に振り返りその内容を活かし、最後の実践を行うのがこのグループです。
頑張れそうな気がしますね。

このグループもかなり活発な意見交換ができるチームワークに優れているチームでした。
真剣な表情もいいですが、やはり笑顔がステキですね。

こちらは3人目の実践者です。
多重課題に直面した際に、患者の生命維持の視点・安全への視点などをふまえて対応していきます。まずは、状態変化のある患者の状態報告と共に、応援を要請します。
さすがの判断ですね。

最後の振り返りは、指導者を交えながら最終段階のまとめができる効果的な意見交換と素晴らしい視点での情報共有ができていました。

こんなに、関連図が広がりました。
そして、看護に結び付けるところまで行きつきました。
エクセレント!!

この3名が今回の実践者です。とても頑張ってくれました。
この人達の頑張りのおかげで今回の学びを深める事ができたといっても過言ではありません。
がんばったご褒美にサンタブーツをもらって笑顔の1枚をいただきました。
とても良い表情ですね。

入職して9ヶ月。とても成長を感じられる研修でした。これからが楽しみです。
大きく羽ばたいてくれるそんな予感がしています。

掲載日付:2026.01.01

【恭賀新年】

 令和8年が始まりました。
今年も看護部のブログをボチボチ更新していきますので、よろしくお願いいたします。

病棟のカウンターに、お正月らしい飾り餅(かがみもち)を発見!!

1月11日(鏡開き)に食べることで、新年の健康と繁栄を祈願する日本の伝統的な風習にあやかり、今年もぜんざいをいただきたいと思います。
栄養科の方々にはいつも、お世話になっております。感謝の気持ちでいっぱいです。
みなさま、今年もよろしくお願いいたします。
Stay positive! 前向きでいこう!

掲載日付:2025.12.25

【介護福祉士 ・看護補助者ラダー】

 当院では介護福祉士・看護補助者ラダー研修をおこなっています。
12月は、院内インストラクターにてBLS(一時救命処置)研修をおこないました。
講義のあとインストラクターによるデモンストレーションで流れを示してもらい、グループに分かれ実践しました。

①意識確認   ②助けを呼ぶ  ③呼吸の確認  ④胸骨圧迫
の流れを意識し取り組むことができました。

業務中に「自分が心肺停止状態の発見者になったらどのように対応したらいいか」という不安があった人もいたと思いますが、今回の研修を通して不安の解消につながったのではないかと思います。
終了後受講者からも毎年おこなってほしいという意見もきかれました。
業務を行う中で、様々な思いや不安があると思いますがラダー研修にて実践的な学びをおこない不安なく業務できるよう今後も研修を計画していきます。

インストラクターによるデモンストレーション


グループに分かれ再度インストラクターから説明


今回は3つのグループに分かれ全員実践していきました

掲載日付:2025.12.03

【臨床推論カードゲームを活用したラダー研修の様子】

今年4月の入職者たちへのラダー研修が行われました。
5~6人チームを4つ作りグループ対抗戦で行いました。
このカードを用いて行います。

まずは、始める前の余裕の表情を見てみましょう。

『胸痛編』、『頭痛編』、『腹痛編』などいくつかの種類がある中からカードを選択して実践です。
①自分のカードは見ずに頭の上に掲げます。
②そのカードを見たグループメンバーが、ヒントを出します。
③みんなのヒントを基に当事者が病名をあてます。
こんな感じでゲーム(研修)開始です。
※ジェスチャー禁止で、言葉でヒントを伝えていきます。
 グループ全員が指定されたカード枚数を終了させた時間を競います。(早いチームが勝者)

カードを見つめる視線は真剣です。

どんなヒントが良いのかな?

わかりやすいヒントちょうだいね。
そんな声が聞こえてきそうです。

うーん 難しいなあ みんなで力を合わせてがんばりました。

☆見事1位に輝いたこのチームには、書籍のプレゼントがありました。素晴らしい!

そして、カードゲームの後にミニレクチャーを行い、臨床推論の考え方をより深める時間を設けました。
かなり、満足度の高い研修なりました。

1位はとれませんでしたが、最後もピースサインと笑顔は欠かせません。

楽しみながら、笑いの絶えない研修でした。

掲載日付:2025.11.26

【特定看護師の活動紹介 No2】

今回は、術中麻酔管理領域パッケージを取得している特定看護師の紹介です。
パッケージの中でも特に、呼吸器関連や動脈血液ガス分析関連で院内活躍しているため、その様子を少し見てみましょう。
この日は、RST回診の日で、多職種とラウンドを行っていました。

※RSTとは呼吸ケアサポートチーム (Respiratory Support Team)のことです。
最初に、医師と集中ケア認定看護師と理学療法士と特定看護師とで、情報収集と情報共有を行っています。

まずは、ICUのラウンドの様子です。
多職種で、対象者の病態と呼吸器だけにとらわれない様々なデータ・画像・実際の身体所見や人工呼吸器の設定・作動状況の実際などを確認していきます。

人工呼吸器の設定が現在の病態・呼吸状態において適切であるのか、早期人工呼吸器離脱に向けてすすめていけるのか!? などをRST担当医師(副院長)・研修医・臨床工学技士・理学療法士・認定看護師・特定看護師の専門職が集まり、ベストプラクティスを求めて意見交換が行われます。今回は外科医と内科医も自主的に参加してくださり、積極的に意見を述べていただけるため、ラウンドの内容がいつものメンバーだけよりも活気あふれています。

看護師のユニフォームと特定看護師のユニフォームは、あえて異なるものを着用しています。
袖口と背中に、「特定看護師」と刺しゅうされています。それが、当人たちのプライドでもあります。

病棟のラウンドの様子です。皆がとても真剣なまなざしです。
ここでも他職種間での情報共有とそれぞれの専門職の立場からの意見交換が行われます。

人工呼吸器の設定と身体所見を確認し、特定行為を行います(もちろん指示書に基づいて実施します)

動脈血液ガス分析を行うため、エコーを用い、決められた手順に従い、穿刺(針を刺す)していきます。


これは別な日に、ICU内で、動脈ラインを挿入する際の様子です。
清潔操作で行います。

普段はICUで勤務しています。勤務中にも動脈血液ガス分析の採血や動脈ライン挿入などの依頼が医師や病棟看護師から電話が入ります。そのためPHSを手放せません。

ICU内では、リーダー業務を担ったり、患者様の担当をしたり、新人看護師の指導をしたりなど充実した日々を過ごしています。

同僚たちとも前向きな意見を述べ合い、ICUスタッフへの教育指導的な立場も担っています。

この業務・立場にとても前向きに取り組んでいる姿が印象的です。
最後に笑顔の姿を1枚いただきました。


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