【新人看護師研修】シミュレーション研修
今日はシミュレーション研修。のぞきに行くと、真っ先に患者役の師長が目に入り、それをちょっと面白そうに見つめる男性副主任がいて・・・。
吹き出しそうになるのを必死にこらえました(*^_^*) 入職して4ヶ月がすぎ、少しずつですが新人看護師にも、出来る事や役割が増えてきました。
忙しい現場で解らないことを聞く事、それよりも解らないことが解らなかったり・・・。
だからこそ、実践に近いシミュレーション研修はとても大切です。
教育担当のベテラン看護師、副主任が見守る中、ケースについて紹介を受けています。
今日は、アナムネ聴取についてシミュレーション研修が行われます。
事例をしっかり頭に入れて、実践にうつります。
皆が見守る中、緊張、緊張 ( ;∀;)
頭が真っ白になり、手が止まりました。患者役の師長が小さな声で「頑張れー」と、つぶやき・・
『ヘルプです~』とプレイヤーが声をあげたところ、自部署の副主任さんが助けに入りました。いい連携プレーです。
さ、チームで振り返り、振り返り。シミュレーション研修を企画するメンバーは、入念に準備をします。遅い時間まで話し合いをしている事もあります。
現場で新人看護師が迷わないように、急に仕事を振られて辛い思いをしないように。そんな思いがこのシミュレーション研修には詰まっています。
いつか、ここに参加している新人看護師が企画する側に成長することを楽しみにしています。徳洲会グループの創設者である徳田虎雄先生は、「人は自分のためにすることには限界があり、他者のためにすることは限界なく頑張れる」と仰ってました。
患者のために日々頑張る看護師ですが、仲間のためにも頑張れる。
そんな大隅鹿屋病院の看護部をあらためて誇らしく感じました。