1月24日(金)ラダーⅠ研修の様子 ラダーⅠ研修は、令和6年4月に入職した新卒看護師対象のラダー研修です。 早いもので、入職後もう10ヶ月が過ぎようとしています。今月の研修テーマは、「意思決定支援について」でした。自分の入職後から現在までの体験をもとにレポートを作成し、発表するというものでした。緊張した面持ち(↑写真)でしたが、お願いするとちゃんとポーズをとって(↓写真)くれました。発表後はみんな安堵した表情の笑顔をいただきました。(↓)成長といえば、ラダーⅠのメンバーは昨年の12月にシミュレーション研修を行い、そこでも成長を直に感じることができました。 少し紹介します。 今回のシミュレーション研修のテーマは、「優先順位をふまえた行動の必要性がわかる」という実践形式で、多重課題に対応するというものでした。 まず、研修の進め方・設定の説明(ブリーフィング)です。患者役(先輩看護師たち)の設定もその場で確認していきます。場面設定は大部屋(4人床)を受け持ち、さまざまな多重課題に対面しながら行動していくという普段から遭遇しそうな設定でした。 実践者はとても緊張していましたが、みんなで行う振り返り(デブリーフィング)を活用し、3回の実践が徐々にブラッシュアップしていく様子が見てとれました。
ラダーⅠ研修 11月1日(金) 11月のラダーⅠ研修の様子をご紹介します。 今月は、“症状をアセスメントする”というテーマで、胸痛のアセスメントについて学ぶ内容でした。 参加者が楽しく学べて記憶に残るようにと工夫を凝らし、『医カード』を活用してみました。研修の進め方は、 1.各自が1枚のカードを引き、それを自分では見ないようにしてグループメンバーに見えるよう開示します。 頭の上にマイカードを置いてみんなに見てもらってます(^^♪ 「私のカードはこれですよ」「えっ これは何を伝えればいいのかなぁ~」 悩みながらもメンバーで協力し合います。 2.見せられたカードを確認し、メンバーはヒントをだします。本当は、口頭だけでのヒントのはずが、思わずジェスチャーがでてしま ったり、症状だけを伝えるはずが、 〇〇科の疾患 とか・・・。ヒントがあまあまになってしまうこともありましたが、そこはお愛嬌。 チーム戦なので、力を合わせて必死です!! 3.ヒントをもとに自分が引いた疾患名を当てて いきます。 どうしても自分たちだけのヒントでは、解答に導けない時には、ヒントカードをリーダーが確認し、追加ヒントを出します。 (しかし、このカードを使 用したら、プラス15秒加算されます)上段が、解答者が引くカードです。下段が、ヒントカードです。 4.所要時間を測定し、一人当たりのタイムを競う形としました。 ※ヒントが的確ならば、疾患名があてやすい。 (解答がでやすい)。 また、疾患に対しての知識が多いほうが、解答に早くたどりつけます。 配属先での知識が強みになるよう、メンバーに偏りがないようチーム構成もみんなで考えました。 入職して7ヶ月が過ぎ、学校での学びを臨床の実践と結びつけながら日常業務を頑張っています。夜勤業務も行いながら、即戦力になる力を見せてくれることが頼もしく感じる今日この頃です。一番早かったチームは、45秒/人でした。素晴らしい! ちなみにビリのチームはこれの約2倍の時間を要してしまいました。 優勝チームは、ミニかっぱえびせんがもらえました。 優勝チームの中でも素晴らしい活躍をした2名に、看護手順書のミニ版が贈呈されました。 その後は、ミニレクチャーを行い、胸痛に対してのアセスメントについての学びを深めました。 アンケートにも、非常に興味のある内容である。よく理解できた。研修内容は今後に役立つ。と全員が解答していました。 楽しく学べたとの意見があがり、アセスメントについて学んだため、もっとスキルアップしていきたいとの意欲的な意見も聞かれました。 12月にはシミュレーション研修が予定されています。 これは、患者役もいる実践的な研修です。 受講生たちも、研修企画側もドキドキする研修です。 今から楽しみです。 次回、1か月後を乞うご期待あれ。
【令和6年度大隅鹿屋病院 看護研究・業務改善発表会】期日:10月18日(金) 令和6年度看護研究・業務改善発表会が行われました。 これが毎年恒例の教育委員手作りの集録集です。 お手製ならではの温かみを感じます。 開会に先立ち、教育委員長から開会のあいさつです。 当院では各部署で1つのテーマを掲げて看護研究や業務改善に取り組み、年に一度、その成果を発表します。 発表内容に興味関心があり、是非自分の部署でも取り組んでみたいなどの意見もあり、看護の質を向上させるのに一役かっているイベントです。 ※発表前の風景です。 発表前、普段のナースユニフォームからスーツにめかしこんだ発表者は事前打ち合わせやパソコン操作など動作確認を行います。聴衆も集まり、少しずつ、会場の緊張が高まってきました。 いよいよ、各部署の代表者による発表です。 発表者は決められた発表時間内に収まるよう、パワーポイントに合わせ発表の練習を重ね、同じ部署の先輩たちの熱心な指導を受けて当日に臨みます。 少し、緊張しながらも皆さん立派に発表していました。ユニホームもいいですが、スーツ姿も凛々しく惚れ惚れします。無事に発表が終わり、質疑応答です。発表内容を聞き、フロアからは質問や感想などがあり、それぞれ意見交換もできていました。 最後に、看護部長による総評がありました。 各々の発表について良かった点やここまでまとめてきた成果をほめていただきつつ、更なる課題や目標の提示をいただきました。 看護研究や業務改善は、普段の業務と並行しながら行うため、担当になると大変な場面も多いのですが、看護部全体で大隅鹿屋病院のより良い姿を模索するよい機会となり、研究活動を先輩から後輩へ伝え、部署内の連携を深める機会でもあります。 今年度は終了しましたが、また来年にむけての取り組みが始まります。 これからも、大隅地域の地域医療に貢献し、患者さんに寄り添う看護の実現を目指して頑張りたいと思います。
新入職オリエンテーション 「新入職オリエンテーション」 新人看護師は、入職2週目までは、毎日研修をおこなっています。3週目から配属された部署に勤務し金曜日は様々な実技など研修をうけています。 7月は、当院インストラクターにて2週にわたりBLS(一次救命処置)・ACLS(二次救命処置)をおこないました。 (BLS研修中)BLSについて動画にて学習中。*意識確認中。意識ありますか?動画を見ながら、胸骨圧迫。みんな汗をかきながら頑張りました! (気道確保)危険な不整脈について学んでいます。新人スタッフでチームとなり、急変時シュミレーションの実践をしました。新人看護師、インシトラクターそして・・・・一緒に取組んだ仲間です。
新人教育 「どうですか、俺が作ったんです。すごいでしょ」・・・タンポポの折り紙がすごいと思い、眺めていると、後ろから担当の男性看護師が声をかけてくれました。7東病棟は、毎年、手間をかけて新人教育の見える化に取り組んでいます。季節に合わせた折り紙も素敵ですが、新人看護師を盛り上げようと頑張る先輩たちの思いが伝わります。実は部署によって、新人看護師の技術チェック表の扱いに違いがあります。こちらは新人教育のスケジュール表とチェック表のみです。こちらはICUですね。トトロが友情出演しています(*^_^*)こちらは5東。お知らせに埋もれていますが、それだけ皆の目にとまりやすい場所に掲示されています。どこも部署の特徴に合わせて、新人教育に取り組んでいます。私たちは命を預かる現場で仕事をしています。言い方を変えると、命を預かる職業を選択した仲間たちです。後輩を育て、一緒に質の高い医療提供を目指していく。これこそが日本の医療を支える原動力だと思います。皆で頑張りましょう。